まず、日本におけるマンションの現状についてお話します。
日本にはマンションと呼ばれる集合住宅が現在約400万戸あり、10世帯に1世帯がマンション暮らしをしています。
この「マンション」ですが、米国ではハリウッド映画に登場するような大邸宅を意味し、我々が想像する共同住宅はコンドミニアムと呼ばれています。
無意識に使っているマンションという言葉について、国土交通省では「中高層(三階建以上)で分譲・共同住宅、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートまたは鉄骨造りの住宅」としていましたが、平成12年に「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」が成立し、はじめてマンションの定義がなされました。
鉄筋コンクリート構造とは、コンクリートでつくった枠の中に、鉄筋を入れた建築の構造のことです。
カタログなどでは、略してRC構造またはRC造と示されていることもあります。
鉄筋が持つ長所と、コンクリートがもつ長所を組み合わせた工法で、中規模から大規模な建築物にまで使われます。
ほとんどのマンションは、この工法で造られています。